生理痛、子宮内膜症
食事と栄養素による生理痛や子宮内膜症治療。オーソモレキュラー療法の子宮内膜症、生理痛治療へのアプローチでは、詳細な血液検査の結果から、子宮内膜症や生理痛の症状を引き起こすような異常を探し出していきます。生理痛でお悩みの方、子宮内膜症と診断され通院しているが一向に良くならない方、詳細な血液データからその原因を解明したい、そのような方はぜひ一度ご相談下さい。新しい治療法をご提案いたします。
1.子宮内膜症とは(一般的解釈)
子宮内膜症とは、本来、子宮内腔にしか存在しないはずの子宮内膜や子宮内膜様の組織が、子宮以外の場所にできる病気です。子宮内膜症は生殖年齢の女性のおよそ10%にあると考えられており、妊娠したことのない女性に多いことが知られています。
月経期になると子宮以外の場所にできた子宮内膜も剥離・出血しますが、血液や内膜を体外に出すことができず、体内に溜まります。結果、チョコレート嚢胞ができたり、諸臓器との癒着が起こります。
子宮内膜症の症状は、まったく症状のない人もいますが、内膜症のある場所、大きさ、癒着の程度などにより異なります。共通してみられる症状は激しい月経痛です。初経後数年間はそうでもなかったのに、ある時期から強くなり、だんだん強くなるという特徴があります。
ほかの子宮内膜症の症状としては、月経困難症、過多月経、不正出血、性交痛、月経時以外の腹痛・腰痛などもみられます。さらに進行すると不妊なども起こります。
【参考・引用】
子宮内膜症;健康の森(日本医師会)
2.一般の子宮内膜症の診断・治療
一般に子宮内膜症の診断は、年齢や症状、内診と直腸診、血液腫瘍マーカー(CA125)検査、超音波断層法検査、CT検査、MRI検査、大腸または小腸内視鏡(最近はカプセル内視鏡を使用することもある)検査、腹腔鏡検査などを駆使して診断されます。子宮内膜症の確定診断と進行状況を診断するには、腹腔鏡検査(腹部の3~4箇所に小さな穴をあけ、直接お腹の中を観察する検査)を行います1)。
子宮内膜症の一般的な治療法としては、薬物療法、手術療法があります。
【参考・引用】
1)子宮内膜症;健康の森(日本医師会)
3.オーソモレキュラー療法の子宮内膜症治療へのアプローチ
食事と栄養素による子宮内膜症の治療法。
オーソモレキュラー療法の子宮内膜症治療へのアプローチでは、詳細な血液検査の結果と併せて、内膜(粘膜)の改善を目的にアプローチします。子宮内膜症を子宮内膜の異常によって生じる、生理痛などを中心としたものと捉えるからです。そしてその結果、子宮内膜のみでなく、全身の粘膜が改善されていきます。
たとえば目の粘膜が改善されれば眼球乾燥症が改善しますし、口の粘膜が改善されれば口内炎などが出にくくなります。そして妊娠を希望される方にも、子宮内膜(粘膜)の改善アプローチで、妊娠⇒着床という経過が起こりやすくなります。
また、このオーソモレキュラー療法の子宮内膜症へのアプローチでは、嬉しい副産物として生理痛と頭痛の改善という変化が起こることもあります。子宮内膜症と診断され、毎月生理痛と頭痛のために大量の痛み止めが必要だった方が、痛み止めが要らなくなることが多いのです。
栄養療法で他の症状の改善を目的に治療を行う患者さまの中でも、後日談を伺うと、他の症状の改善とともに生理痛が軽くなった、生理痛を全く感じなくなったなどの改善が多く聞かれます。
4.このような方はオーソモレキュラー療法実践クリニックへ
- 生理痛がひどく、婦人科の先生から子宮内膜症の疑いがあると言われている方
- 生理のたびに大量の痛み止めが必要で、胃が痛くなってしまう方
- 頭痛がある方
生理痛や子宮内膜症でお悩みの方、このような症状にお心当たりのある方は、ぜひ一度、オーソモレキュラー療法実践クリニックにご相談ください。